daikeikai’s blog

アラフィフの開発系サラリーマン日記

技術士2次試験勉強中2

技術士の2次試験も来週にせまり、引き続き過去問考え中。

令和3年の以下の問題を解答。どうでしょう

令和3年応用理学部門 必須科目

https://www.engineer.or.jp/c_topics/007/attached/attach_7929_1.pdf

(1)今回のプロジェクトの対象設定は「老朽化した架橋の耐久性分析評価」とする。

その上で課題を以下に挙げる。

1.分析方法の確立

劣化を分析するためには、表面の観察だけではなく内部の劣化度合いも調べる必要があり、その手法の選定や場合によっては新たな分析方法の開発が必要となる。

2.評価基準の策定

分析に得られたデータから劣化度合いを客観的に解析する必要があり、その結果をその後の修繕改修にわかりやすく反映できるよう、評価基準を明確にする必要がある。

3.評価期間、コストの見積もり

国内の架橋は膨大にあり、すべてを評価するために相応の時間とコストが必要となる。これらを本プロジェクト内にて実現できる費用対効果を見積もる必要がある。

(2)「1.分析方法の確立」を選定

架橋の劣化具合を評価するために、劣化種の洗い出しと、その症状に対する分析方法の選定を行う。各劣化種について影響度合いを重み付けし、表面に関わるものと内部に関わるものに大別する。重み付けの大きいものを重点的にその分析方法を調査し、必要な分析手法を選定する。

(3)リスクとしては劣化種の見極め不足と分析手法が選定できない恐れがある。劣化種の見極めについては、学術的な観点とこれまでの経験者の意見を見逃すことなく、場合によっては実験を行う必要がある。分析手法について、内部分析はX線やレーダーなど開発は進んでいるものの難しく、容易に分析できないことが想像できる。新たな分析手法も視野に取り組む必要がある。

(4)

万が一架橋の崩壊などが発生すると甚大な被害となることと、社会に持続性に必要なインフラであることを考え、常に客観的な分析判断を行う。